タイムカプセルを見つけた

 

 

 

メンバーのお誕生日にお名前を引用したあいうえお作文ならぬあいうえお短歌をつくりました!短歌以外にも、それぞれのイメージだったり自分の考えに合わせて画像をデザインしたのもすごく楽しかったな。もちろんすごく難しかったけれど。
お誕生日に短歌を詠むのは初めてだったので、記録に残しておきたいな~ということで久々にはてぶろを更新します!定期的に文章は書いているのだけど、なかなかまとまらなくて下書きにばかり溜まっていく…

という下書きに追記している。1年以上前の短歌だけど、いいよね。

 

*********

 

2020.02.16 Ren Meguro's Birthday

 目が合ったのはきっと勘違いじゃない 広い宇宙の中で僕らは

 偶然もチャンスに変える生き方が好きよ あなたがつよい証よ

 ロミオにはなれなくたって構わないジュリエットにもならないでいて

 黎明を迎えるときに誰よりも背筋を正して前を向く人

ん  んせまりあかしのもきべるもまはにくぼ てっだ よいなてんなのもいわこ

 

目黒くんの短歌は個人的に割と詠みやすい。すごく感覚的な話になるんですけど、魂の持ち方が目黒くんと私は比較的近いところにある感じがしていて、そのせいだと思っています。なので彼の発信しているものをすんなりと受け取りやすいし、彼だったらきっとこうするんじゃないかという想像もしやすい。”め”、”ろ”、”ん”の短歌はこれに影響されてるかな~と思います。おいしそうになっちゃった。
”ぐ”の短歌はムーンライト伝説を引用したもので、結構気に入っています。このことを特に言ったことはないんですけど、引用に気づいてくださった方がいたのもめちゃめちゃうれしでした。
”れ”の短歌も気に入ってるんですけど、これが一番最後にできた気がする。れ、から始まる単語でいいものが全然思いつかなくて、「れ 単語」で検索した。黎明という言葉を見つけたときはめちゃめちゃテンション上がりました。
”ん”の短歌は初めての試みだったので、読みづらさとか型破りすぎるところとかがずっと気になっていたんですけど、だんだん愛着を感じるようになってきました。でも、たぶんもうやりません。

 

2020.03.25 Ryota Miyadate's Birthday

み  水やりを忘れないこと 太陽の光を浴びてじっと待つこと

や  約束をしたね あの日から右の小指は君の為だけにある

だ  誰彼も傷つけないよう棘はほら全部磨いておきましたので

 天命を授かりました たくさんの人に希望を届けるように、と

りょ 両方の目で見て耳で聴いて手で触れてあなたのすべてで僕を

 運命と呼ばずしてなんといえばいい僕らはきっと答えを知ってる

 大抵のことはこの身でまかなえる 愛し合うにはひとりじゃいけない

 

宮舘くんの短歌、手癖がすごいな~~~!?ってなった。最初は二句目で切るものがもっと多くて、これはちょっと…となって変えました。
宮舘くんの短歌を詠むのは得意か不得意かと聞かれたら決して得意ではないんですけど、”た”の短歌は超絶お気に入りなのでとてもほくほくしています。この短歌に関しては私が今まで宮舘くんから受け取ってきたものいろいろを踏まえてになるので説明するのが難しいんですけど、その一部になるものがISLAND TVのプロフィールにある宮舘くんのひとことなんです。ですが、デビュー済みなのでプロフィールは見られなさそうですね…。そのプロフィールには「ファンの人へ一言」という欄があったのですが、いつまでも好きでいて、とか、好きでいてもらえるようにがんばります、とかではなくて、「いつまでも愛し合える俺と君でいよう」ってあって。え、すご!?!?ってなりました。
宮舘くんってなんでもできて、しかも上手でかっこよくてすごく頼りになるんだ、みたいな話を聞くことが多いけど、そんな宮舘くんでもひとりではアイドルでいられないし、ひとりでは夢を叶えられない。ひとりでは、愛することも愛されることもできないんだなって。気づいたときの衝撃はそりゃあすごかったですよ…。

 

2020.05.05 Tatsuya Fukazawa's Birthday

 風船を飛ばした数だけ大切なみんなに想いが届きますよう

か  叶えたい夢があります、守りたい夢があります、実現させます。

ざ  雑踏の中で耳をすましてた どんな声にも気づけるように

わ  笑っててほしいと思う人がいる好きでいるのに理由はいらない

た  単純なことだったんだ真実は何があってもいつもひとつだ

つ  次に会うときにはきっと何倍も何十倍も楽しく過ごそう

 病めるときも健やかなるときも愛し、共に生きることを誓います

 

深澤くんの短歌は本当に難しくて、いつも難しい!!!!って大の字になってる。いっつもいっつも難しい。今回はなぜか宮舘くんがちらつく短歌になった。”か”と”や”の短歌にちらついてる。
”ふ”の短歌は2019年横アリ単独のラストにたくさん降ってきた風船の話をしています。風船について特段本人たちの口から聞いたわけではないんですけど、あの舞台が初のお披露目だったことからそこにたくさんの想いを込めていたことは明白で。私は運よくその場にいられて風船も持って帰ることができたんですけど、今でもたまに見て、いろんなパワーをもらっています。
メンバーカラー9色の風船が降ってきたんですけど、「赤…赤が欲しい…」って乞食みたいなこと言ってたら私の前に座ってたおそらく康二くんファンのお姉さんたちが「赤ありましたよ!!」って笑顔で渡してくれてめちゃくちゃ嬉しかった。お礼に降ってきたオレンジの風船を渡しました。あのときのお姉さんたちへ、ありがとうございました。今も大切にとってあります。 

 

2020.05.17 Hikaru Iwamoto's Birthday

い  一生に一度しかない瞬間をこれから何度も共にしていく

 割れ物を扱うように大切に花束をそっとやわく抱く人

 もう二度と同じ涙は流さぬと決めたあの日の空の青さよ

と  遠くまできたねまだまだ進めるね九芒星の導くままに

 ヒーローも僕らと同じ体温で泣いたり笑ったりするのかな

か  駆け抜けた星のあしあとを宿してるいつでもここに戻っておいで

 ルックアットミーナウ焦がれてるこの場所に昨日と同じものなどないさ

 

ひかるくんの短歌もいつも大の字になりながら詠んでいます。難しい!!!!ひとつだけこだわったところがあって、それがどこかに9という数字を使うこと。ひかるくんがブログで絵文字を9つ並べているのが好きなので、入れたいなと思っていました。"と"の短歌の九芒星というのがそれにあたるんですけど、九芒星をはじめ9という数字について調べていたらいろいろな記事を目にしておもしろいな~と思いました。調べたといってもインターネット上なのでそのすべての情報を丸ごと信用しているわけではないですけど、そういう説もあるんだふ~~んくらいにおもしろがっています。
"か"の短歌はひかるくんのつやつや二重幅の話です。私はあそこに流れ星の休憩所があると思っているので。"る"の短歌はステージに立つ人としてのひかるくんを詠みました。舞台とかライブって、演目や演者が毎公演同じだったとしてもその日のコンディションによって違ったり公演を重ねるにつれて表現が工夫されたりアドリブが入ったりすることから、すべてが全く同じ公演であることなんてないと思っています。ましてや、それらは通常であれば観客が入るので、入っている観客の態度やマナーによってもまた変わってきますよね。そういう場所が私は大好きだし、その舞台に立ち日々進化し続ける彼らのことをとってもかっこいいなと思っています。最後が「~さ」で終わるところが、好きです。

 

2020.06.21 Koji Mukai's Birthday

む  難しいことはひとまず置いといて毎日ご飯食べていますか

 完璧なヒーローなんておらんねんだから仲間と一緒におるねん

い  言い訳はしないけれど夕焼けがきれいだったから食べちゃいました

こ  この声はいつか化石になりましてアンバー見紛うほどに太陽

う  上を向いて歩こう 空にかかる虹 昼中の月 宵の明星

 次世代のスター登場!言うたやろ?やさしさがこの世界を救う

 

康二くんの短歌を詠んだ頃は個人的に忙しくて、あまりSnow Manの活動を頻繁に追えていなかったので結構苦労しました。インプットが乏しいとアウトプットに繋がらないので。
”か”の短歌は、ひかるくんの”ひ”の短歌とペアみたいにしています。同じヒーローという単語で詠んでいるのに、題材にする人が違うとこんなに雰囲気が変わるんだな~と知れておもしろかったです。ヒーローってなんでもできて、かっこよくて、一度負けそうになるけどでも必ず勝って、子どもたちが憧れるような存在で。だけど泣くこともあるしお腹を抱えて笑うことだってあるだろうし、私たちと同じように血が通ってるんですよね。それに彼には仲間がいて、チームで戦っている。ひとりでなんでもかんでもがんばる必要はないんだな~って、大人になってから気づきましたね。
全体的に康二くんの短歌は気に入っている度の高いものが多いです。特に”い”の短歌はおちゃめな感じがして好きです。

 

2020.06.27 Raul's Birthday

ら  来年のことを言うと笑う鬼そのままずっと笑っていなよ

 うら若き才能を手に突き進めブレイクスルー風が吹いてる

る  ルックアットミーナウ輝くを宿命と言わんばかりにシリウスがなく

 

ラウールさんのーの部分め~~~~~ちゃくちゃ悩んだんですけど、-から始まる短歌が単純に思いつきませんでした!私の負け!目黒くんの”ん”の短歌みたいに逆から詠むパターンも考えたんですけど、さすがにこのやり方は一度しか通用しないぞ、と思ってやめました。らうるになると3つしか詠めない…と思いつつ、だったら超クールな3首にするしかないな!?!?と思ってがんばりました。
”ら”の短歌は「来年のことを言えば鬼が笑う」ということわざを引用しています。でも、この短歌は決して後ろ向きなものではなくて。確かに来年のことはわからないから先の願望だったりをあれこれ言っても仕方ないとは思いますが、彼には努力するという才能がある。来年でも再来年でもその先の将来でも、叶えたい夢があればそれに向かって努力を重ねることができる。あれこれ言っても仕方ないと馬鹿にしている鬼なんてそのまま笑っていればいい、鬼が笑っている間にこちらはどんどんと夢を叶えていってやる。という短歌です。本人でもないのになぜにそんなに強気なのか、今思うと不思議で仕方ないですが、そういう力強さを感じさせるラウールさんが私は好きです。
”る”の短歌は、ひかるくんとかぶせました。めちゃクールに決まって気に入っています。

 

2020.07.04 Daisuke Sakuma's Birthday

 咲いて咲いて咲いて咲いて咲きまくれ何度でも咲けいつまでも咲け

く  くだらないことなんかない何一つ必要のないものなんてない

 「マジだって!信じてくれよ、仲間だろ!?俺は市民だ!」「ここ村だけど」

 誰からも見えない場所に隠してるダイヤの心臓ルビーの血漿

い  一を生むつよさを僕は知っている踏み出した足の跡をいとしむ

す  好きだけを抽出したらきっと俺しあわせすぎて溶けちゃうかもな

け  蹴り上げた地面としばしお別れを 月が呼んでる声がするんだ

 

佐久間くんの短歌は、本人が喋ってる風な短歌になる傾向が多いような気がします。この中で言うと”ま”の短歌ですね。これに関してはもうセリフ用のかっこをつけているのでそもそも意識して作っていますが。Snow ManYouTubeを見たことある方ならお分かりかと思いますが、名物企画 人狼ゲームでのありそうでない(はず)のシーンですね。人狼ゲームで佐久間くんが「俺は市民だ!!!」って決めゼリフ(?)する度に不思議だったのですが、あそこ村ですよね。一般人はみんな村人なのに佐久間くんだけ市民だから、そりゃあ村人たちから真っ先に怪しまれるじゃん…って思いました。
”く”の短歌のような言葉をまっすぐに言える佐久間くんの清らかさが好きで、うらやましくも思います。そこにたどり着くまでにどんな景色を君は見てきたのだろう。

 

2020.11.05 Shota Watanabe's Birthday

 忘れられないなあの声あの景色忘れてなんてたまるか、ばーか。

 叩いたら増えるだろうか粉粉になる前に気がつけるだろうか

な  なだらかな坂を自転車で登ってく無邪気なままではいられなかった

 ベルベット指さきの感触で未来が見えた(そんな気がした)

しょ 正直に言えるつよさを持っている青い光は静かに熱い 

 運命と呼ぶにはちょっと近すぎる 君の体温を僕は知ってる

た  タンスから引っ張り出したあの夏の思い出たちへ、見守っていて

 

渡辺さんの短歌はちょっと反省が多かったのでなんとも言えないですが…なんというか、”しょっぴー”というより”なべしょ”っぽい短歌が集まりましたね(?)概念。
”う”の短歌は私的だてなべ短歌です。ふたりの関係を宮舘くんが「運命」と言い渡辺さんが「偶然」と言っていたことを、私はきっと一生忘れない…。
”た”の短歌はあれです、「ポケットの中にはビスケットがひとつ ポケットを叩くとビスケットはふたつ」のやつです。

 

2020.11.27 Ryhei Abe's Birthday

あ  飴玉を舐めきることができなくてそれでも飴はちゃんとおいしい

 ベタだけどそれもいいよねきみの今日をくれない?きっと笑顔にするよ

りょ 両の手にいっぱいに掬ったしあわせをこぼさぬように手を重ねよう

 嘘なんてひとつもないよ信じてよ五秒見つめて好きになってよ

 平和な空に舞う雪が新しい門出を祝福しているでしょう

い  一を生むことの孤独さを知っている寄り添うための術も知ってる

 

実はあべくんのお誕生日短歌は1年前のお誕生日当日にできていました。でも、当日に出来たものを当日に世に送り出すことには抵抗があり、かつお誕生日当日でなければ意味がないと考えたので1年先に見送りました。そのおかげで全員分作ることになりましたが…
”あ”や”りょ”の短歌はあべくんらしい優しさを意識してみました。たぶんその頃によく飴を舐めていて、どうしても途中で噛み砕いちゃってたんだと思います。わたしはあべくんの短歌に食べ物を引用しがちです。
”い”の短歌は佐久間くんとペアになるようにしました。あべさくって正反対なのにすごく似ているような気がするの不思議ですよね。プリキュア??

 

*********

 

以上~~~~!1年以上前に詠んだ短歌たちのコメンタリーを1年以上経ってから追記して公開するというね。意味がわからん。タイムスリップしたかと思った。
何度も繰り返すようですが、1年以上前の短歌たちなのでもちろん記憶にない方がほとんどだと思いますので、これは究極の私用ブログですね。いつもそうなんですけど。

 

さて、ここまで読んでくださった方がいらしたら、ありがとうございました。
なにかいいことがありますように!いい夢を見ながら眠れる、とか。

 

2021.09.23 むつみ

 

春風がざわめく頃に

f:id:moooonlights:20200607145219p:image

 

この九つの短歌はもともとは宛名のない短歌で、誰かに宛てようと思えば誰にでも送れる短歌にしようと思って詠んでいました。個人あてというよりは、実際には事象に対して詠んだものの方が多いです。

この先の文章では、九つの短歌を詠んだときの心情や背景を書き連ねていきます。だいぶ不親切なことをしている自覚はあるのですが、詠んだときに思い浮かべた人物や出来事の詳細は伏せてあります。とはいえ、わかる人にはわかってしまう仕様です。

 

そして先に断っておきますが、あくまでもこの文章はわたしの備忘録になるものなので、読んだからなにかいい情報が手に入る〜とかそういうものではありません。

 

それでもよろしければ、お付き合いください。

 

**********

 

春雷が胸を貫いた瞬間をぼくは一生忘れないだろう

最近、春雷という言葉を知った。調べたら、春に鳴る雷のことをそう言うらしい。そのまんまだなぁと思っていたら、その少しあとにわたしの元に雷が落ちてきた。4月になる少し前のことだったかな。それはもうまっすぐに、わたしの心臓をひと突きしたのだ。あのときのことを、わたしは忘れないと思う。忘れるわけにはいかないと思う。

そしてあのとき(あのときというのは音楽番組に出演し挨拶をしたとき)の彼の顔を、声を、わたしは忘れないと思う。

 

目について悔しいほどに焼きついたひかりに似ている君はとうとい

半年以上前に思いついた下の句をずっと持て余していた。君が尊い存在であることを歌いたい、どうしたらいいものかと思いながらこの15文字を咀嚼してできたのが、この32文字だった。君がひかりに似た存在であることは周知のことではあるが、ではなぜ君はひかりに似ているのだろうか。

ある日あるとき、ステージに立つ君を見た瞬間から、わたしは君の姿を忘れられなくなった。まるで日中に太陽を直視したあとのように、そのまぶしさがまぶたの裏に焼きついたみたいだった。まぶしすぎるから見てはいけないとわかっていても、見つめずにはいられないのだ。君には「希望の光」という言葉がよく似合う、ほんとうに。

 

ぼくのこのつよさはときにやさしさできみを救えたらいいなと思う

これは1年前に詠んだ短歌だった。漠然と思ったことが短歌の形になり、その形が1年経って意味を伴ってきたパターンである。詠んだ当初は、わたしの強さが好きなアイドルを支える力に少しでもなればいいと思っていた。つまり一人称はわたし自身で、二人称はわたしが支えたい君だったのだ。

それが1年経って、前述の気持ちは変わらないものの、短歌の主人公になる人が別に現れたのだ。彼は、それはそれは強いひとで、魂がとても熱かった。以前彼の仲間が怪我をしたときに「傷口見た方が燃えるタイプっすもんね」と声をかけていたことを思い出した。今も、同じ気持ちだろうか。今も君のつよさは、変わらず誰かを救っているのだろうか。君はそうして、誰かを守るためにつよくあるのだろうか。

 

ひとりでに散りゆく姿に誓うこと 来年もまた会いにきますね

今年もまた、桜が咲いていた。そして誰に見守られるでもなく、散っていった。昔、国語の授業で桜の色について習ったことがある。それは、綺麗な染物のピンクが桜の花びらではなく幹から取り出した色だと知り、主人公が驚くシーンだった。桜がみせるその美しい色は、一年のうちの花が咲くとても短い期間にしか表出されない。けれども花の咲かない期間にも、桜はその色をずうっと作り続けて幹にためている。だから染物では桜の幹から取り出した色を使っている、というものだった。もうずっと前のことなので記憶が曖昧になりつつあるのだが、このこともあって桜を見るたびに彼らのことを想っている。彼らがずうっと蓄え続けてきた色に想いを馳せている。

今年はお花見ができなかったから、来年はちゃんと桜を見に行きたい。また桜が舞う頃に、君たちに会いたい。

 

ねぇいつか君は言ったね僕たちは離れていてもこころはひとつ

ライブの中止が決まって発表のコメントを読んだときに、祈りを込めて詠みました。この不安定な情勢下で彼らが言ってくれた言葉を反芻することで、わたし自身を鼓舞する意味を込めています。

そして後付け的にもうひとつ意味を込めました。それは、彼らが言ってくれた言葉をそっくりそのまま返すことで、君をひとりにはしないと伝えること。たとえ会えなくても、近くにいなくても、こころはひとつだと思いたい。思っていてほしい。ひとりではないと伝えることで、君を守りたい。これは私のエゴかもしれないけれど。

 

見覚えのない青あざの痛みさえどこかに置いてきちゃったらしい

ふと、自分の体を見たらあざができていた。いつできたのかもわからないあざや傷がたまにある。幸い、あざを押すと若干の痛みがあったのでよかった。特に根拠はないのだけれど、押しても痛みを感じないあざは末期だと思っているので…。大人になるにつれて、怪我や傷に対する感覚が鈍くなったように感じる。こうして痛みに鈍感になっていって、いつかなにも大切にできなくなってしまうのかな。

 

月の裏側を見たことありますか私の知らない恋をしていて

ふと、空を見上げたら丸くて綺麗な月が浮かんでいた。日本ではお月様にうさぎが住んでいて餅つきをしている、なんて言うけれど、国によってはカニがいたりと違う見え方をするらしい。そもそもわたしは日本にいても月にうさぎなんて見たことないのだけれど。同じものを見ていてもそれを見る角度によって解釈が変わるのだから、みんなが同じものを見て生きているだなんて、そんなはずがないんだ。

わたしの見ているものと君の見ているものは別物だもの、わたしの知らない君がいたってなにもおかしくないんだよ。だから恋のひとつやふたつ、していてほしいな。

 

星空を眺める君の瞳には幾つの闇が映るのだろう

これは唯一の例外で、1年以上前に特定の人物に宛てて詠んだアイドル短歌です。どうしても彼には暗めの短歌ばかり宛ててしまうので人に見せる形にするのは控えていたのだけれど、今回のまとまりの中では浮かないと思ったので組み込みました。事務所初の院卒、グループ随一のインテリ、気象予報士、朝の情報番組のリポーター、いくつもの輝かしい肩書きを持っているけれど、それらを得るまでに彼が見てきた光ではない部分にどうしても想いを馳せてしまう。星は暗闇にあるから輝いて見えるんだね。

 

この世には止まない雨はないからさ君が泣かない理由もないよ

いつどうしてこの短歌を詠んだのか正直覚えていないのだけど…生きる上で喜びや楽しいといった感情だけを抱くことは難しいはずで、怒りや悲しみ、悔しさ、切なさ、他にもたくさんの感情が湧くこともあると思う。アイドルだって人間で、わたしたちももちろん人間で、いろいろな感情が複雑に絡みながらも生きるという営みをしている。みんなを笑顔にする、幸せにすると約束するような職業をしているとプラスの感情ばかりに目がいったり、楽しいことや嬉しいことばかり共有しがちになってしまうけれど、それ以外の感情も同じように大切にしてほしいな、と思っている。泣いても、怒っても、悔しがっても、嫌がっても、いいんだよ。嫌なことには嫌だと言っていいんだよ。そういう気持ちも共有して、一緒に歩んでいけたらいいなと思っているよ。

 

*********

 

今回の九首の短歌は、あえてタグをつけませんでした。タグづけは多くの人に見てもらう方法のひとつで、同じ事柄に興味を持つ人と繋がれるとても便利なツールだと思います。けれど、この短歌たちにタグは必要なかった。多くの人に見てもらう必要も、これを通して誰かと繋がる必要もなかったから。それでも思っていた以上に目を通してもらえて、うれしかったな。

 

*********

 

さて、ここまで読んでくださりありがとうございました!なにかいいことがありますように〜!星型のピノが入ってる、とかね

 

 

2020.06.14  むつみ

 

月がきれいだなぁと思ったので

 

短歌を詠みました。

 

f:id:moooonlights:20191005140313p:image

 

この前見た月がとってもきれいだった。私は月が大好きなので、月がきれいな夜は月と自分の進行方向を交互に見ながら歩いている。私がこんな危ない歩き方をしているのを、月は見ているのだろうか。なんて考えていたとき、ふと思ってしまった。

空に浮かんでいるお月様には地上の出来事がぜんぶ見えているんだろうなぁ、と。

なので短歌を詠みました。

 

*

この連作は全首を通して「みんなが知らないことをお月様はぜんぶ知ってるよ」という体で詠んでいます。


それから、この短歌たち、特に深い意味もなくフィーリングで詠んでるのでフィーリングで受け取ってください

 

これはコメンタリーで、解説というより補足で、読んでほしいというより覚えていたい、という文章です。つまり全編自己満足!それでも読んでくださる方はどうぞお付き合いください

 

 

**********************


「なにもない」と言ったら嘘になることもお月様はぜんぶ知ってる 
深澤くんは、秘める人だと思っている。秘めた結果 背負い過ぎてしまうこともあったかもしれないけれど、内に秘めることと一人ですべて背負うことは本当は違うことだと思うので、お月様に寄り添ってもらいました。でも今はもう大丈夫って、どこかで本人が言っていた(気がする)。
「を」ではなく「も」にしたのは、お月様は全部知っているから。嘘になることだけじゃなくて、何があるのかも全部全部。ここでいう嘘は責めているわけではなく、嘘か本当かの二択で言えば嘘、という表現です。

 

来週の少年ジャンプの内容をお月様はぜんぶ知ってる 
佐久間くんがこの世でいちばん悲しいと思うこと、ネタバレ。発売前のジャンプの内容を一般の人は知らないけれど、空から見てるお月様は知っているんだろうな。でもネタバレはしないよ、だって楽しみに待っている人がいるからね。それにお月様は口がかたいので。

 

蠍座のあしたの運勢エトセトラ お月様はぜんぶ知ってる 
渡辺さんってあんまり占いを気にしなさそう。実際どうなんでしょうね。みんなが星座占いを見ていたら「蠍座は?」って聞いてきそうだし、なんだかんだ全員の結果をちゃんと見てそうだし、佐久間くんの結果に反応してそう。イメージです。
これはフィーリング中のフィーリングなので the most of フィーリング短歌です(?)

 

本当はふたりの秘密なんだけど、お月様はぜんぶ知ってる 
以前詠んだ「大丈夫誰もいないよふたりだけ秘密の世界征服計画」という短歌の続きです。ふたりだけの秘密だったんだけど、実はあれ全部お月様に見られてたんだよね。ふたりの秘密じゃなくなっちゃったけど、お月様は内緒にしてるの得意だし、3人で共犯ね。

 

月が二個浮かんだ年にあったこと お月様はぜんぶ知ってる 
月が二個あるって、超ファンタジー!って思う。一個しかないはずのものが二個あるって、わかりやすく"いつもと違う"描写で好き。そんな非日常の年に何が起きたんだろうね。わくわくする。

ほんの少し、同時デビューを意識した。

 

地球儀を回しても夜が明けぬこと お月様はぜんぶ知ってる 
「誰のもとにも平等に朝はくる」という表現、前向きになれると思う一方で嫌だなぁと思う自分もいる。来てほしくないのに来られても……と思う朝もある。地球儀を自転方向に回したら朝が来て、反対回ししたら夜が長くなればいいのに。そう思う夜があったこと、お月様にはばれてるだろうな。

 

明日の朝ぼくが何を食べるのか お月様はぜんぶ知ってる 
康二くんが最近すの日でしてくれる朝ごはん報告が好きなんだけど、あれで足りるのかな??といつも思ってしまう。ヨーグルトはお好きですか?ゆで卵は作れますか?康二くんの朝食のレパートリーが増えたらいいな、と思っています。

 

ニケツしたあいつ今何してんのかな お月様はぜんぶ知ってる 
自分にとって特別な位置にいた存在の人だったのに、生活が離れて月日が経つと知らないことが増えていく。それでも、ふとしたときに「元気かな」って思ったりする。目黒くんはそういう記憶の点が多そうなイメージがある。ニケツしたかどうかは知らないけど。

 

僕が月星人だった前世をお月様はぜんぶ知ってる 
なんか、うまく言えないんだけど…ラウールさんって月の人という感じがする。私が月好きだからかもしれない。

 

******************

 

フィーリング短歌たのしかった!し、結構気に入っている上の句が多いので個人的に大切にしたい。でも次はもっといろいろ考えて短歌詠みたいな〜と思います。いろんな楽しみ方があっていいね。

 

ここまで読んでくださった方がもしいらしたら、ありがとうございました!何かいいことがありますように〜!ハートのピノが入ってるとか。

 

2019.10.06 むつみ

 

いつかまたここに来る日のために

 

2019年8月8日、東京ドーム、ジャニーズJr.8・8祭り、玉雪の誕生日。

この日のライブでSnow ManのCDデビューが発表されました。おめでとう!うれしい!SixTONESと同時デビュー!双子だ!

 


・・・案の定、夜なのに全く眠れない!

 


必殺子守唄作戦も効かなかった!泣きそう!でも興奮しているものはどうしようもないので適当にスマホいじってたら寝られるでしょ〜〜と開き直って、Snow Manとの思い出を書き出してみた。眠れるどころか目が冴えてしまったので1年前まで振り返っちゃったよ。せっかくなので振り返ったものを形に残しておこうと思います。思い出の間隔がめちゃくちゃ三日坊主の人の日記みたいで笑う。

 

これは、わたしが過去を振り返ったときのために大切な記憶たちを集めたものです。

 

*********

 

2019年8月8日、東京ドーム、『ジャニーズJr.8・8祭り~東京ドームから始まる~』

チケットがご用意されなかったので配信で見ました。配信開始以来初めての本編フル配信(多分)。1,500円という驚きの価格(衝撃)。もちろん全編見ました。本編フルと言うからきっとアンコールは入らないんだろうな~と思っていたけど、アンコールでweeeekをやったと聞いてめちゃめちゃにダメージを受けた。

 

本編、ず~~~~~~~~っと楽しかったな。グループのJr.たちはだいたい顔と名前が一致しているので、画面上に知らない人がいなかったからかもしれない。楽しすぎて意味がわからなくなって笑ってしまった。QOL爆上がり。

 

MCが始まってから、各グループの告知タイムが始まった。連載やライブなど嬉しい発表が次々とされていく中で、Snow Manの発表が最後の方にくることは明白だった。こわかった、何が起こるかわからないことが。他のグループは告知が終わった後はけていったのに、Snow Manはなぜか残ってSixTONESの告知に立ち会っていた。すごくこわかった。

SixTONESSnow Manの順に各メンバーのお顔がモニターに映し出されて、両グループが2020年に同時CDデビューを果たすことが発表された。うれしいのとよくわからないのとで、ぐちゃぐちゃになりながら泣いた。

でもね、画面越しに見るSnow Manが誇らしく晴れやかな顔をするから、わたし泣きながら笑っちゃったよ。大好きなSnow Man、自慢のSnow Man、アイドルを選んでくれてありがとう。

 

『永遠を約束したくてカメラ越し触れないはずの視線を交わした』

 

 

ー*-*-*-*-*-

2019年5月25日、さいたまスーパーアリーナ、『ジャニーズJr. Island Festival』

制作開放席だから覚悟はしていたけど、本当に本当に端っこで、スタッフさんがライトを操作している様子がばっちり見える席で、機材やモニターでステージの一部が隠れていたなぁ。ライトの色を人力で変えているのを目の当たりにしてめちゃくちゃ興奮したのを覚えている。ある意味貴重な体験ではしゃいだ。

とはいえ、もしかしてここステージの延長線上なんじゃない?ってくらい横顔しか見えない席で、正直モニターも見えづらい場所だったから、よく見えないモニターを必死に見るか、遠くにいる生身の人間を必死に見るかの二択だった。

どこにいようとも、目を凝らして肉眼で宮舘くんを探し出して見つめていたよ。

顔が見えなくても、踊っている様子が見えなくても、わたしがいる席から遠かろうと近かろうと、ステージの中心はずっとずうっと宮舘くんだったよ。

 

『ステージのどこにいたっていつだって私の一等星は君です。』

 

 

ー*-*-*-*-*-

2019年4月24日、新橋演舞場、『滝沢歌舞伎ZERO』

チケットが当たらなくて絶望していたときにご縁があって譲って頂いた公演。本当にありがとうございます。

わたしは脳みそが3 ㎤しかないので細かい内容は覚えていないのですが、舞台上で生きる彼らの姿はとても凛々しくて頼もしく、誇らしかった。

次は何が起こるんだろうっていうワクワクもあったし、これツイッターのレポで見たやつだ!みたいな答え合わせも楽しかった、徳俵さんには恋をした、とにかくしあわせな時間を溢れるほどにもらいました。そんな中でもわたしは「舞台上で宮舘くんは今、何を見て、何を考えているんだろう」と想像していた。答えはわからないし知る術もありませんが。

グッズコーナーに行った途端に頭が働かなくなってステフォをいっぱい買った(当社比)ことは後悔していません。ミンティアのクリアファイルに入れてある。ちなみに、その日使っていたカバンはステフォがギリギリ入るサイズでした。当然のようにパンフレットは入らなかったので、そのまま手で持って帰りました。

 

それから、この日、近くの席で観劇していたお姉さんと少しお話をさせて頂く機会がありました。お姉さんとお話をしていて、わたしがこの日Snow Manの主演舞台を観られたことも、Snow Manを知って好きになれたことも、全部ぜんぶSnow Manが選んできた道があって、それを支えてきたひとがいて、彼らがずっと歩み続けてきたからなのだと思いました。だって、Snow Manがいなかったらそのどれも現実には起こらなかったから。

Snow Manの進む道を支えられるようなファンのひとりでありたいと思った、そんなお姉さんとの大切な出会いがあったことを嬉しく思います。あのとき、わたしとお話してくれたお姉さんへ、ありがとうございます。

  

『これ以上はぐれてしまわないように、君の瞳の中に住みたい』

 

 

ー*-*-*-*-*-

2019年3月25日、横浜アリーナ、『Snow Man in the show』

初めて行ったSnow Manのライブ、宮舘くんのお誕生日公演。

め〜〜〜〜〜ちゃくちゃ楽しかった。ジャニーズのライブにお友だちと一緒に行くのが初めてだったし、ツイッターでできたお友だちと会ったのもこの日が初めてだった。めちゃくちゃ浮かれてルンルンしていた記憶がある。あとお洋服がイマイチ決まらなくて悶々とした記憶もある。それは忘れたい。

公演が始まってからずっと宮舘くんを見ていたのに、ステージを移動したある時見失ってしまって。そのとき「なんてなめらかに踊るんだろう」と目に留まったのがラウールさんだった。わたしはきっと気づかないふりをしていたけれど、あのときからずっとラウールさんのダンスが好きだよ。

MC中にゆり組案件があって会場が割れたこと、一生忘れません。

それから何と言ってもバースデーサプライズ。会場がどんどんと赤色に染まっていって、それがお誕生日ケーキのロウソクみたいで。宮舘くんがふぅーってするのに合わせてペンライトの光が消えていった光景、すごくきれいだったなぁ。

赤色のペンライトの海を見た宮舘くんが「食べちゃいたいね」と言ったこと、わたしずっと覚えているよ。そのときね、宮舘くんがお腹い〜っぱいになるくらいたくさんの愛を届けたいって本気で思ったし、ずっとずうっとしあわせでいてほしいって思ったんだ。

宮舘くんやSnow Manへの気持ちには、愛おしいという言葉がしっくりくるよ。

 

『本当は「愛している」という言葉、柄じゃないけど君だけに言う』

 

 

ー*-*-*-*-*-

2019年1月17日、あたらしいSnow Manに生まれ変わった日。

 

『新星が輝きはじめた一月の十七日を忘れられない』

 

 

ー*-*-*-*-*-

2018年8月、TOKYO DOME CITY HALL、『Snow Man Summer Paradise 2018』

チケットはないので公演は見ていない。でも東京に用事があったのでついでにうちわ買っていこ〜と思ってTDCまで行った。

正直めちゃくちゃびっくりした。物販ってこんな並ぶの!?って思った。初演の日だったのもレジが少なかったのもあると思うけど、わたしは物販を舐めていたことをそこで知ったよ。1~2時間くらい並んでうちわとバッグを買った。この日もカバンが小さかったのでうちわが入らず、うちわを生で持ち歩く勇気はなかったのでカバンを買った。

さらにわたしはど阿呆なのでゆきおもアクスタも買わなかった。理由は用途がないからです。後悔はしてない、反省はめちゃくちゃした。

 

 

ー*-*-*-*-*-

2018年6月、ジャニーズJr.チャンネル、少クラEXPLODEを見る、たまげる。

ちょうどこの頃Jr.チャンネルでSnow Manを見始めた頃(だった気がする)。Jr.チャンネルができた頃はHiHi Jetsが気になっていたのでHiHiの動画を見たり、おもしろそうなSixTONESの動画を見るなどしていた。一応どのグループもひとつは見ておかないと…という謎意識で見た結果、Snow Manの動画がいちばん好みのタイプだと判明。平和なのにおもしろくて、空気がやわらかいところがとても好きだと思った。

しかし何を見て好きになったかは全く覚えていない。ただ、初めて見たときの記憶が残っているのはあべちゃん先生回。宮舘くんが出欠確認のときに机をパン!って叩いていたからめちゃくちゃ怖かった。

あと、「ごきげんよう」って言ったあとにメンバーみんなちょっと失笑してる雰囲気があって時間差で「ロイヤルだからな」っていうフォローが入ったから、この人メンバーとうまくやれてる?って心配したのを覚えている。なのに「風が吹けばスーパーが儲かる」とか「いちばん悲しいのはみんなに会えなくなること」とか涼しいお顔で言うからわたしは大混乱!しまいには動画のしめに「すてきな時間をありがとう!」とか言っている。最初の恐怖はなんだったのか。

 

さらに後日、少クラで披露されたEXPLODEを見てまた大混乱!!!!!

わたしね、クラスにいたら窓側とか端の席で大人しくしてそうなタイプの顔の綺麗な人がガラ悪いことしてるのちょ〜〜〜〜〜〜〜好きなんですよ。JAPONICA STYLEの北斗くんがその一例です。別に教室の端じゃなくてもいいんですけど、とにかく輪の中心ではなく一歩下がって俯瞰でいるような雰囲気の人が好きでしてね‥‥。

というのはさておき、EXPLODEの宮舘くんもその例に漏れずですね……肌が白くて髪は黒色でやや外ハネ、白シャツに赤ジャケット黒パンツ、このビジュアルで「この声枯れるまで」って歌ったんですよ………So Sexy……🤦‍♀️🌹✨

ここですっかり宮舘くんに焦点を定め、その後サビのダンスで釘付けになり、気がついたら宮舘くんのダンスを見るためにEXPLODEを無限リピートしていましたね。心を奪われるってこういうことを言うんだなぁって思った。

雑誌や少クラ、youtubeを通してSnow Manを好きになる準備は着々と進んでいたけれど、記憶の限りEXPLODEの宮舘くんがトリガーであることは間違いない。本当はもっともっとあの感動を言語化したいのだけど、どうしても脳がパンクする。「ここがさ~~~~~~~!もう!」とかしか言えない。いつかきちんと言語化できた日にはわたしの人間レベルがアップしていることと思います。

そして同じ日に放送されたすのすととらでのハイティーンブギもめちゃくちゃリピートした。イントロの登場のところ、宮舘くんの手が映っているのでそこを仕留める(?)べくがんばったことを覚えている。結局仕留められなかったけど。

 

 

ー*-*-*-*-*-

2018年3月、何かの雑誌でSnow Manを見た。

Myojoかなぁ??メンバーみんなが比較的短髪だった気がする。このときのわたしは佐久間くんとひかるくんしかわからなかったので、雑誌を見て初めてメンバーのお顔とお名前を一致させようとしていた、はず。特段Snow Manに興味があったわけじゃないけれど、少クラにいつも出ていたし、人の顔と名前が載っていたら覚えたくなる性質なので…。

今思い返すとめちゃくちゃ笑ってしまうんだけど、あべくんと宮舘くんの見分けがつかなかった。ふたりとも短髪だっただけなんですけどね…なんでだろうね。兄弟か???とか思っていたあの頃が懐かしい。今は絶対間違えない自信があります。

 

*********

 

こうやって振り返ってみるとおもしろいな~~(他人事)

おそらくわたしは相対的に新参者だけど、絶対的には好きを更新し続けています。

 

わたしへ、Snow Manを、宮舘くんを好きになってくれてありがとう。

 

宮舘くんへ、Snow Manでいてくれてありがとう。

 

Snow Manへ、Snow Manを守ってくれてありがとう。

 

 

『永遠を誓えない距離で生きている今日も君が大好きでした』

 

 

おわり

 

2019.08.10 むつみ

アイドル短歌『オリオンの腕の中で』

以前詠んだアイドル短歌についてです。

 

短歌の解釈は受けとり手の自由でいいと思うので、特段解説をするつもりはないのですが、この短歌たちには個人的に思い入れがあったのでそれを記録として残しておこうかな~と思います。

 

『オリオンの腕の中で』/Snow Man 

これ、国語的には右から順に並べるべきだったものを左から順に並べてしまったんですよね。というのも、この短歌たちのイメージというか、テーマとして「太陽系」を掲げていて。私の中の太陽系の配置が太陽を左にしたものだったので、短歌もそうなってしまった…というだけのお話です。どこから読んでも大して変わりません。

太陽系は、主に太陽と8つの惑星からなる構造のことで、短歌には太陽、水星、金星、地球、火星、木星土星天王星海王星の9つから、それぞれ一文字または名前を拝借しています。例えばいちばん左の短歌なら、「太陽」というワードから連想したメンバー「深澤辰哉」さんについて詠んでいます。お隣は「水」というワードから「宮舘涼太」さんについて、という具合です。

 

ということで、左から順に書いていきますね。

 

太陽の光でさえも照らせない海の底で見た夢の続きを(深澤辰哉)

「太陽」というワードからいちばん最初に思いついたのが深澤さんでした。多分、サマパラ動画の太陽ふっかさんのイメージだと思うんですけど、そのイメージとは反対にちょっと雰囲気が暗くなってしまった。

雰囲気が暗めになった理由としては、私の中の深澤さん像として「儚さ」が大きな割合を占めているからかな、と思います。孤高の人。でも、そんな孤独の中でも見た夢があった。ずっともっと見ていたい夢が。きっとその夢の中で彼は孤独ではなくて、そこはたくさんの愛と光に包まれた世界なのだろうなぁと。そんな抽象的なイメージを込めた短歌です。しあわせになろうね(唐突)

 

魂が水に溶けてく 体中の細胞たちが愛を求める(宮舘涼太

宮舘くんって、水溶性か不溶性かで言ったら水溶性っぽくないですか?自論です。
宮舘くんを見れば見る程、彼の体中を「宮舘涼太」という成分が満たしているような気がしてくる。頭のてっぺんからつめの先まで「宮舘涼太」で満ち満ちているというか、そういう感じがするんです。

人間の体は約60%が水分ですし、細胞の中にもたくさんの水が含まれるので、下の句に宮舘くん自身が愛を求めている、という意味を込めました。いつかどこかの雑誌で「愛されたい」って言っていた気がしたので。なんか文章化したらめちゃめちゃ恥ずかしくなってきた。

 

金色の髪はあれだよ 神様が生まれたときにこっそりくれたの(佐久間大介

「金」と言ったら佐久間くんがぱっと思い浮かんだ。金髪のイメージがあったのと、滝沢歌舞伎ZEROで金さんを演じていたのと。

私の中で佐久間くんはどこか天界の住人というか、天使かな?みたいなところがあるので、もしかしたら神様とも仲良しなんじゃないかなって。神様から可愛がられている佐久間くんを想像して書きました。

あとこれは私の感覚なんですけど、佐久間くんのブログや、何かの記事で佐久間くんの発言を文章化されたものって、びっくりするくらい佐久間くんがそのまま喋っている映像が頭の中で流れてきます。そういうことないですか?

 

問題です。明日地球が滅びるとしたら僕はどうなるでしょうか(ラウール)

Snow Manとしての人生を歩み始めた15歳のラウールさん。その決断までに考えたことがあると思うけれど、もし明日地球が滅びるかもしれないとわかったら彼は一体どうするのかな、って。Snow Manであることを選んだ直後にそもそも自分の命が長くないことを知ったら、彼はどうするのかな、って。雑誌とかでそういう質問をされたらなんて答えるのかな~って考えたんだけど、もしかして質問返しされるかな、とか想像していたら「僕はどうなる」と問う形になりました。

これは余談ですが、最近の映像を見ていてラウールさんがすごく自然に笑っているのを見るととっても嬉しくなるんですけど、たまに出てくる意味のわからない言動がほんと~~~にもう愛おしいし、愛されているんだなぁって思ってもっと嬉しくなる。可能性が無限大な最年少、すくすく育ってくれ。

 

火の中を歩く。熱くないかって?俺のが熱いし、負ける気しないし(目黒蓮

Snow Manの中の「火」を考えると目黒くんしかいないな、ということで決まりました。燃え盛る炎の中ですら、目黒くんは立ち止まらずに進んでいきそうだな~、という短歌です。あと、めちゃくちゃ負けず嫌いそうなイメージ。

これは後日談なんですけど、youtubeのあべちゃん先生回を見ていて、目黒くんには天才と紙一重の気質を感じたので、炎と熱さ比べしても「俺のが熱いし!」って言って笑っていそうな気がした。短歌を考えていたときの私の中の目黒くん像はあながち間違いじゃなかったかなって安心した(違ったら教えてください)

 

君がふと見せるステップ 木管の音が弾ける放課後みたいだ(阿部亮平

♪木といったら緑、緑といったらあべくん、とマジカルバナナ方式で決まりました。まあ本当なら木は茶色で葉っぱが緑なんですけどね・・・ゆるしてください。

星がきらきら瞬くように、水がさらさら流れるように、あべくんはぽんぽんと軽やかに弾むイメージが私の中にありました。そこで「木」と「弾む」という単語から連想したのが木管楽器の音でした。高校のとき、放課後になると聴こえてくる吹奏楽部の楽器の音が好きだったなぁ、なんて思っていたらこういう短歌になりました。

木管楽器はフルートやクラリネット、サックス、身近なものだとリコーダーなどがそれにあたるそうです。すみません、楽器には明るくないですが金管楽器も好きです。

 

雨上がりの土のにおいがする朝に深呼吸する 今日が始まる(岩本照)

い~~~~~~~ちばん悩んだ。土星のイメージからひかるくんを当てることは早々に決まっていたんですけど、土のつく単語が全然思い浮かばなかった。出てきたのは土筆とか土砂降りとか。でもなんか違うな~と思って、もういっそ土そのまま使っちゃえ!ってなってできたのがこの短歌です。

新体制が発表された頃に雨に関する短歌を詠んでいたので、それと絡めて決意の色を出したいな、と思って完成させました。雨はもう止みました。

偶然の産物ではありますが、ひかるくんの短歌で「深」、深澤さんの短歌で「照」という字が入っているところが好きです。あとから見返したら気がついて、ひとりでおお~~!ってなった。余談です。

 

手を合わせて今日こそ僕にください、と 天使のキスより君からの愛(向井康二

フジテレビ系で放送されていた『RIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~』にて、(回数としておそらく)誰よりも長い期間密着取材をされていた康二くん。そんな康二くんが神社で手を合わせていたシーンから連想した短歌です。あのシーンがすごく印象的で、ただひたすらに康二くんのしあわせを願うばかりだった。

おこがましいかもしれないけれど、康二くんにたくさんの愛を届けたいって思っています。康二くんを受け止めるクッションが超ふっかふかになるくらい、たくさんの愛を届けたい。愛がふかふかかは知らんけど。しあわせにする。しあわせになろうね(唐突)(2回目)

 

心臓に伝わる海の音 明日、あたらしいぼくがまた生まれてく(渡辺翔太)

私の悪い癖、渡辺さんの短歌にひらがなを多用する癖。なんでかはわからないけれど、渡辺さんの喋る言葉って漢字がひらがなに聞こえるんですよ。なのでつい、簡単な漢字でもひらがなで書きたくなっちゃうんです。変換ミスとかじゃないです(笑)

「海」はやっぱり、青色を背負うメンバーの渡辺さんしかいないかな、と思って選びました。あと、渡辺さんって毎日生まれ変わっていそう。美容にも気を遣っているし、細胞レベルで毎日進化していそうだな~と思いました(調べたら細胞の代謝スパンは組織によるらしいので、これは完全に私の個人的な感覚です)

 

 

以上!思っていたより文章量が多くなってしまった。

短歌を詠むときには、文章から与えうる印象とか言葉の意味は気にして推敲するけれど、基本的には深く考えずにつらつらと歌の形にする人間なので、こうして頭の中身を文章にするのはとても新鮮でした。楽しかった!

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!何かいいことが起こりますように!明日通る信号が全部青とか。

 

2019.05.19 むつみ